ASRockのマザーボードH67DE3のクセ?
私が現在メインで使っている自作PCでは、ASRockのH67DE3をマザーボードとして構成してる。
で、64bitOSを積んだこともあり、組んだ当初に4GB(2GBx2)のRAMを搭載。
最近、DRAMの価格がじわじわと上昇中なので、人生初の10GB超えPCを実現すべく、
8GB(4GBx2)を追加購入してみた。
久々にケースをあけ・・・と思ったが、この間地デジチューナーを購入して、
配線する際に、面倒でケースを閉めていなかった。お陰でケースの中埃まみれ。
せっかくなので、ファンなどを綺麗にしつつ、メモリを2枚、ぶすりと挿す。
(毎度のことだけど、これ挿すときちょっとドキドキする。マザボが折れそうで)
んで、電源ON。
・・・・・・。起動しない。HDDすら読んでないご様子。画面出力もなし。
あれあれ、冬場だし、うっかり静電気でやっちまったか?!と背筋が寒くなりつつ、
メモリの初期不良も考え、1枚ずつ挿したり、スロットを替えたりを試す。
・・・。しかし、起動しない。
うーむ、万事休すか。仕方がない、元の環境に戻そう・・・と、元に戻し電源ボタンを押す。
が、起動しない。
あっれー、ほんとに壊れちゃったかな?どうしましょう!と、若干あたふたする。
で、ふと、初心に戻ってみる。
最近というか、親切なマザボならメモリ程度の増設なら、この手順は必要ないのだが・・・。
CMOSクリアを試してみた。
リチウムコイン電池を抜き、CMOSクリア用のジャンパピンを5秒程度ショート。
そして、改めて、買ったメモリも搭載し、恐る恐る電源を入れてみる・・・。
・・・ついた!!
おーよかった、マザボ壊れてなかった。
BIOSでちゃんとメモリも12GB認識してるし、よかったよかった。
しかし、やはりクセのある玄人向けメーカーと言われてるらしい、ASRock製マザボ。
こんなところで、懐かしい作業をやることになるとは。いやはや。
一昔前は、ハードウェア構成変えたら、CMOSクリアなんて当たり前だった気がするが、
親切なマザボに慣れたせいか、こんな所でハマるとは思いもしなかった。
で、このあとの話は蛇足ですが・・・。
直後、なにやら、Windowsさんが何回も強制再起動されてたみたい。
なんか、勝手にブートシステム回復ツール立ち上がってるし・・・。
(でも、Win7になって、この復旧システムがとても良くなった気がする)
その自動回復ツール実行後、何事もなかったかのように、OS起動。
大丈夫かな・・・。
ふと、ハードディスクのシステムドライブをみると、空き容量が残り僅かになっているではありませんか!
何故だ何故だと、色々探す。Tempフォルダでもないし、Windows更新ファイル系でもない。
うーむと思って、システムファイルを表示するように設定を変えてみる。
すると・・・。
”ページングファイル”が犯人だった・・・!!
なるほど、システムデフォルトでは、物理メモリと同じ容量のページングファイルサイズを確保するようだ。
基本的にシステムドライブは、システムの必要最低限+「アルファ」しか割り当てない主義なので、空き容量が大変なことになっていた模様。
ページングファイル、すなわち仮想メモリの設定を手動に切り替え、任意のページングファイルサイズを指定。
これで、無事システムドライブの空き容量不足は解消された。
なんか、メモリを増設しただけなのに、こんなにあたふたするとは・・・。
まぁ、8GBという容量を一度に増設したのも初めてだったからかもしれない。