自由気ままなITメモログ

パソコン、サーバー、モバイル関連等の情報・Tipsを、不定期で綴るメモ集です。

2010夏 新機種・新サービスまとめ

大手キャリア3社の個別記事を書いてから、3社の比較を書こうと思ったが、
飽きたので、私の使用しているSoftbankのみ個別記事を書き、
後はこの記事でまとめを行おうと思う。



各社の2010夏、新機種・新サービス発表会は、次の日程で行われた。

  1. au: 2010/05/17(月)
  2. Softbank: 2010/05/18(火) 09:30〜
  3. Docomo: 2010/05/18(火) 14:00〜

auが一足先に発表を行い、翌日、午前中にSoftbank、午後にDocomoが行われた形だ。
Softbankに関しては、Ustreamで発表会を完全生中継、
DocomoもTwitterを用いて、テキスト生中継を行った。



各社の今シーズンのテーマは次のとおりである。
-au: 「innovative, design, usability, 買いやすさ・選びやすさ」
-Softbank: 「Twitter
-Docomo: 「スマートフォンの拡充」、「5つの商品シリーズの進化」


しかし、テーマに関わらず各キャリア共通して言えることは、
1「防水機能搭載携帯」、2「スマートフォン拡充」、3「Wi-Fi機能拡充」
この3点については、どのキャリアも力を入れていると感じられた。

1の防水機能については、各社主要機種に搭載してきている。
特にauは、今回発表した13機種すべてに防水機能を搭載し、特に力を入れていることが感じられる。


2のスマートフォン拡充。
auはISシリーズ2機種を発表。シャープからでるIS01は、巷で話題のAndroid搭載である。
Softbankは触れるまでもないが、Apple社のiPhoneが好調である。今回はスマートフォンとしての新機種発表はなかったが、
一般携帯のスマートフォン化、すなわち高機能化に関する考えが覗えた。
そしてDocomoは、先日発売されたAndroid搭載のXperiaに続き、3機種を発表。新たにシャープ製のAndroid搭載、LYNXを発表した。


そして最後、Wi-Fi機能拡充。
どのキャリアもハイエンドモデルには、Wi-Fi機能を搭載している。
Docomoに関しては、携帯端末にアクセスポイントモードを搭載する機種を発表していた。
Softbankは前シーズンが、Wi-Fiをメインテーマと掲げていたため、機種だけでなく、
飲食店や、ショッピングセンターなどホットスポットの拡充に取り組んでいることが発表された。
Twitterからのユーザー意見を素早く取り入れる孫社長の行動力には驚かされる。

個人的に面白いと感じたのは、auから発表されたWi-Fi WIN Card」である。
これは、Wi-Fi未搭載機種でも、microSDスロットに、このカードを差し込むことで、Wi-Fiが可能になるというものである。
microSDサイズでWi-Fi通信カードを実現した技術が面白い。このタイプの製品は日本初とのことだ。
ただ、Wi-Fi通信中に、microSDを使えないことが難点か。あまり出し入れしたくないカードでもあると、私は思う。



新サービスについても触れておこう。
Docomoは新たに、健康応援サービスとして、「i bodymo(アイボディモ)」を発表した。
歩数計機能搭載機種では、歩数を記録でき、歩数に連動したゲームや、特典がもらえるなどのサービス連携がある。
また、食事入力を行うと、専門家からのアドバイスを得たりすることも可能とのことだ。
月額157.5円。申し込み初月30日間は無料。


auは、セカイカメラセカイカメラZOOMとの連携を実現。間接的にTwitterとの連携を実現した。
また、今回発表の全機種に、業界最大の3000種類の絵文字も搭載した。
さらに、auも健康関連で、「Karada Manager」アプリにより、歩数計測なども可能である。


Softbankは、メインテーマにも掲げられているように、Twitterとの連携である。
Twitter Inkと提携し、専用アプリをプリインストール。簡単にTwitterを使用できるようにした。
また、前述したとおり、Wi-Fiホットスポットの拡大である。ユーザーからのツイートで実現した、
スターバックスをはじめ、約60社の飲食店などとWi-Fiホットスポット開通合意が得られていると発表した。



以上、3社の大まかなまとめを行った。
やはり、スマートフォンの今後は気になるところである。
以前から使われてきたWindows mobile、そして最近注目されている、Android OSと、iPhone OS。
どのOSが定番となっていくのか、私としても注目していきたい。

そして、ユビキタス社会に向けた回線の使いやすさ。
Softbankホットスポット拡大は、非常に今後期待できる。
すべての光回線に対応したフェムト無償提供など、3G回線電波改善にも力を入れているのをみると、
Softbankユーザーとしては、非常に楽しみである。